タカアシガニで作ったディジュリドゥという可能性
私はカニが好きなのでカニニュースは時折チェックする。
昨日はタカアシガニの殻でディジュリドゥ(オーストラリアの民族楽器)を作ったという人の話が伊豆経済新聞に出ていた。
遂にタカアシガニディジュリドゥが
— SMILY-Didgeridoo (@SMILYGallery) 2017年7月23日
完成しました^ ^keyはD♯です!
深海の深い音と香り🦀戸田に感謝
this is a spider crab Didgeridoo that I made !#ディジュリドゥ#地域おこし協力隊 pic.twitter.com/VLKc5cgzvQ
よく分からない。正気か?
伊豆経済新聞には以下のように書いてある
沼津市戸田地区の地域おこし協力隊員・北川和樹さんが7月24日、戸田特産のタカアシガニを使った楽器「タカアシガニリドゥ」のお披露目会を行った。
楽器は7月24日、英語教室の受講者に初披露したという。「多くの人が不気味と思ったのか、驚いた様子だった。しかし音色を聞いた人たちは感心してくれた」と北川さん。「タカアシガニリドゥ」と名付けた同楽器は、通常のディジュリドゥよりも音域が広く、北川さんは「新しい可能性を感じる」と自信を見せる。
「新しい可能性を感じる」とのこと。新しい可能性である。
演奏動画もある。
戸田が世界に誇るタカアシガニで
— 沼津市地域おこし協力隊戸田👍北川🦀 (@numazupower) 2017年7月27日
ディジュリドゥを製作し、演奏しました🦀タカアシガニリドゥソロ🦀https://t.co/36u9PFcapR#タカアシガニ#地域おこし協力隊#戸田
みなさんは新しい可能性を感じられただろうか 。わたしは感じました。
この方は本場オーストラリアでディジュリドゥの演奏と製作方法を学び、ヒューマンビートボックスを取り入れた独自のスタイルの作り上げたとのこと。
地域の町おこしでわりと本格っぽい若者がこういう奇妙なモノを作り上げるのは良いですね。良い。
あと形が異常に良い。最初は気持ち悪いという印象を受けるが、タカアシガニの特徴的な長い手足はなくなり、頭からチョコンと両手が出ている様はなんともカワイイ。
ピグモンとかに通じるものがある。
あと座敷の床の間とかに飾るとけっこう座りが良さそう。
先端の丸っこい頭部と手足と後ろに伸びる長い管はなんか良いバランスで、生け花とかそういうのの横にあっても問題なさそうという感じ。
はい。