人間が折り重なって爆発した

人間が折り重なって爆発することはよく知られています。

東方プログレ合同に寄稿した短篇「Ghostron of Years」について

5月8日に東方例大祭で頒布された「東方プログレッシヴ・ロック合同『残響』」に柊正午名義で「Tarkus(Emerson Lake & Palmer)」をテーマに参加しました。

特設ページ↓

残響 東方プログレッシヴ・ロック小説合同

メロンブックスでもお買い求めできますので、よろしくお願いします。

www.melonbooks.co.jp

さて、このブログ記事では寄稿した「Ghostron of Years」について、少し説明というか言い訳というか注釈を書いておきたいと思います。

作者が自分の作品について解説するというのは、もう本当にしょうもない事なのですが、しばしお付き合いください。

必然的にネタバレの話にもなりますので、そのあたりもご了承ください。

続きを読む

「クロックワーク・ロケット」を読んだ感想

グレッグ・イーガンの「クロックワーク・ロケット」を読んだ。

読書会(しかも合宿)があったので、そこで聞いた他の方の意見も交じってるとは思いますが、感想を書いておきます。

 

以下ネタバレ注意。

 

続きを読む

映画「ハーモニー」を見てきた感想

映画「ハーモニー」を見てきました。

前評判がすこぶる悪く、またわたし自身もトレーラー映像でなんじゃこれと思っていたので、見に行って心が傷つくことはありませんでした。

むしろ良い点が目立ったような気もする。

原作を最近読み返していないので、原作との比較があんまり正確ではないかもしれません。あしからず。

以下、ネタバレ(?)含め感想です。

続きを読む

映画「屍者の帝国」を見てきた感想

映画「屍者の帝国」を見てきました。

うん、ああ、そうか。という感じだった。

今回の記事は原作厨が映画化したものを見て酷評するという以上のものにはならないので、それを承知で読んでください。

結論から言うと、シュヴァリエ閃光のナイトレイド的なものを期待していったらスチームボーイかつR.O.DOVA)かつ鋼の錬金術師だった、という感じです。スチームパンクだからそりゃ当たり前だろという風に思われるかもしれませんが、やはり俺の中では屍者の帝国はスパイ小説だったのだなと改めて実感したという次第です。 

以下に感想をつらつらと。ネタバレもあります。

続きを読む